「がらくた」

こんにちは、マリーです。

今日は思いのブログのみ。体重記録はありません。

今日から、日記帳をノートに変えました。

ここ数年くらいほぼ日手帳を主な日記帳として使っていて、でももっとたくさん、書きたい日に書きたいだけ書くことをしたくてノートに戻しました。


今日のブログで、米津玄師さんの8月21日に発売されるアルバム『LOST CORNER』に収録されている「がらくた」から言葉を書きたいと思う。

発表されている部分的な歌詞を読んでわたしが思い描いたものなので、曲の感想ではありません。

ブログ内に歌詞の引用も含まれています。もし内容を少しでも知ることなく曲を聴いてみたいと思う方がいましたら、この先は読まずにいてくださいね。

そしてこの内容は、米津さんが込めているだろう「がらくた」の曲の背景を描こうとはしていないので、まったく違うストーリーのように映ることもあると思いますが、その世界線を書こうとしているわけではなく、わたしの心に映る世界を書いていることを先に伝えさせていただきますね。

よろしくお願いします。

また新しくなった日記帳に書いていた、日記をブログに書き換えているものです。

書き換えつつも、まだまだ自分への日記に書いていた内容なので、言葉遣いに違和感があるかもしれませんが、それが理由となっていると思います。
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ねぇ、私たちさ、何度も壊れてきたじゃない？

たくさんのパーツを落として生きてきたでしょ？

きっと、きっとさ、探しにいこうって、拾いにいこうって歩くの、

すごくきっと楽しいよね。

二人なら、それはすごく、すごくさ。


いつの間にか落ちていたことに気付いたとき、泣いていた日も。

たくさんたくさん欠けたパーツがあって。

失ったものがあって。

そのお互いの一部をみつけよっか！って歩くのも、

二人ならもう怖くないよ。


失ったからこそ、たくさん壊れたからこそ出会えたんだ。


私がさ、壊れたことを知っているあなたが、

壊れていても、二度と戻りはしなくても、

構わないから…構わないって、すごい響きだよね…。

きっと、その人はさ、構う人なんだよね。

構う人だから、消えてしまったり、居なくなってしまうかもしれないんだよね？

例えば、例えばさ、その人がね、壊れてしまって、

もう二度と戻らなくなるのなら、

きっとその前に、壊れる前に、その人はあなたの前から姿を消すんでしょ？

だから、言ってくれるんでしょ。

生きていて欲しいって。しかも、自分の隣じゃなくて、そばでって。

けっして、決して囲うことなく、尊重して…。


誰かから見たら、私たちは欠けているだろう。

それはもはや生きたパーツではなく、使われることのできないような。


何回も、もしかしたらたくさんの輪廻の中、

何回も魂はさ、お互いを求めてきて、

何回も崩れて、壊れて、その度に再生して…

何度も何度もその身を削って。


私は何度も壊れました。

壊れる度に、その度に、一から組み立て直して、

折れたパーツを戻して、息を吹きかけて埃を落として、

割れてしまったらテープを貼って。

ごめんねって、大丈夫？って、まだ大丈夫？…だよね…？って、

痛いよねって、泣きながらまた起き上がって、

でもどこかでもう使うこともできなくなってしまってさ、

だから自分からパーツを置いていった日もあった。

「さよなら私」って言いながら、

もう戻ることはないんだって絶望した日もあった。


そんなときにあなたはいた。

欠けたパーツを知ってたあなた。

それはお互いの欠けたパーツを知っていたの。

だから、欠ける前の姿も想像することができるんだ。

でも欠けていたって構わない。

欠けて欠けて魂だけの存在のようになっていて、

だから見えた。

だからわかった。

それだけで、あの日の痛みが光に変わったんだ。

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この先も日記は続いているのですが、この辺りでストップしますね。

「がらくた」

その歌を聴ける日が、その世界を見に行ける日が、もうすぐ。

とても楽しみです。

今日のブログと出会ってくれて、ありがとう。


欠けたパーツ、壊れているところ、わたしたちは何度もお互いを修復し合い、共存してきました。

先ほどブログを書き始めた頃、テレビで米津玄師さんのインタビューを見れました。

“がらくた“は、廃品回収業者の「壊れていてもかまいません。」

この言葉を柱として、人の命の尊さを表現していったそうです。


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もしも、あなたが壊れてしまったのだとしたら、

わたしはあなたを直しはしないかもしれません。

痛かったでしょと涙して、

たくさんその瞬間を、その心を想像して、

けれどあなたが話すことないのなら、わたしはあなたが壊れてしまった理由はたずねません。

壊れているあなたでいい。

そのことが伝わるまで、夜が怖いときは怯えさせないように注意を払って、

光が怖いならその手を取ってまわり道を一緒にしようよと伝えるよ。


いつしかわたし達の周りには、たくさんの仲間がいて、一緒に笑いあっているね。

どこを見渡しても、穏やかで、それはどこまでも続いていて。

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あなたが失くしたものを知っている人がいます。

たとえ、正解を知らなくとも、思いを寄せる人もいます。

いろんな方法で探してみようと言ってくれる人もいるはずです。

そして、もう一度、わたしに聞きます。

もしも、あなたが壊れてしまったら？

戻ろうとは言わないけれど、どこまでも、それはどこまでも旅を振り返りたい。

やっぱり、わたしはお互いの旅を知りたい。教えてほしい。

そして楽しかったねと言いあおう。


マリー